2014年6月15日

<8.第二部会『るび』の会>

名称について  「るび」=「ルビ」、つまり漢字の「ふり仮名」のことです。  印刷技術の歴史上、活版印刷の発明は革命的なもので、当時のヨーロッパに大きな感動を与えました。
そのため、活字に宝石の名前が付けられるようになったのです。
普通鋳造される最小の活字に「ダイヤモンド」と名付けたのを初めとして、活字の大きさごとに、それぞれ宝石の名前が付けられました。
明治になって、活版印刷とともにその呼び名も日本に伝えられたのですが、当時、新聞など一般的に使われたのが「5号活字」で、そのふり仮名には「7号活字」が使われました。その「7号活字」の宝石名が「ルビー」で、それがいつの間にか、「ふり仮名=ルビ」として定着しました。
 ルビは本体の漢字と一心同体で、ルビがなければ本体が読めないこともしばしばです。
第ニ部会は、年齢に伴う活動の在り方などいろいろな点から発想されましたが、けっして単なる「第二」ではないのです。
長年一緒にやってきた仲間達とは活動の形こそ違え、基本的には一心同体です。
山の経験は勿論ですが、人生の経験の深さ、厚み、奥行をふくめ、<『るび』の会>に移行される方々のひとつの到達点、あるいはそれらの集大成として、本部会への示唆なり含蓄をもって『ルビの会』の名を考えました。