和名倉山(わなくらやま)
< 山 >
■山域 奥秩父
■標高 和名倉山(2036m)
■地形図(2.5 万図)
<山 行>
■登頂日 2014年6月1日(日)〜2日(月)
■天候 微風快晴 日中平均気温22℃ 最低気温 17℃ 湿度低い
■参加人数 2名
■コースタイム………標高差:約1500m(和名倉山、秩父湖間)
6/1:歩行時間 2時間30分
我孫子駅8:15=塩山駅11:03=三ノ瀬登山口12:15〜将監小屋14:45(泊)
6/2:歩行時間 9時間15分
将監小屋5:15〜山の神土5:40〜西仙波(6:45/6:52)〜東仙波(7:15/7:20)〜川俣分岐(8:25/8:30)〜二瀬分岐(8:43/8:48)〜和名倉山(9:05/9:15)〜二瀬分岐9:30〜作業小屋跡 水場(11:25/11:50)〜登尾沢の頭広場(12:42/12:50)〜秩父湖吊橋14:15〜埼玉大学寮(14:30/15:00)=三峰口(15:20/15:45)=お花畑(16:04/16:25)=池袋駅19:10=我孫子駅19:55
■その他
将監小屋上秩父縦走路から山の神土分岐を右に入る登山道はしっかりして問題なし、東仙波先でわずか不明な所もあるがテープを目印に。
二瀬分岐から和名倉山まではテープを辿れば問題なし。
西仙波、東仙波付近はシャクナゲが満開で素晴らしい。
懐かしい秩父連山と大菩薩。そして富士が美しい。
新緑と高原状の明るい尾根はなんて素晴らしい風景だろう。
二瀬分岐からの下山ルートは苔むす原生林、倒木帯、多くの遭難者を出すスズタケの原野、気は抜けないが道はしっかりついている昭和20年代の大伐採と山火事後の作業跡は深山故に無残だ。
1600m圏に放置されたワイヤー群、レール、トロッコ、車輪等。昔日の困難な山作業の歴史を垣間見ることが出来る侘しい風景だ。
登尾沢の頭広場からの直線的な急下降は実に厳しい。秩父湖に着く頃は足がガクガクである。
また、秩父湖付近の仕事道は非常に危険である。長く不安定な斜面は落ちると数百メートルを一気に湖に転落する怖い道であった。
■写真 写真をクリックすると大型写真が表示されます。
【将監小屋泊り客は4名でした。食事はイマイチ】
【西仙波のシャクナゲ】
【東仙波から石楠花と富士山、手前は大菩薩】
【吹き上げの頭付近。ダケカンバと明るい山稜】
【和名倉山頂。展望無し】
【スズタケの尾根道、
昨年の笹枯れのため道は心配ない】
【作業場跡の残骸群】
【大きなトロッコが横転、
レア物好きにはこたえられない。】