蝶ヶ岳(ちょうがたけ)
・常念岳(じょうねんだけ)
< 山 >
■山域 北アルプス南部
■標高 蝶ヶ岳(2,677m)、常念岳(2,857m)
■地形図(2.5 万図) 穂高岳、信濃小倉
<山 行>
■登頂日 2015年5月10日(日)〜11日(月)
■天候 晴
■参加人数 4名
■コースタイム
1日目………歩行時間 5時間25分
往路 天王台(4:00)=柏IC(4:30)=安曇野IC(7:30/8:15)=一ノ沢P(8:30/9:15)=タクシー=三股P(9:20/9:35)〜蝶ヶ岳新道登山口(9:35/11:15)〜まめうち平(11:25/12:15)〜2,050m地点(12:30〜15:30)〜休憩2回各5分〜蝶ヶ岳・蝶ヶ岳ヒュッテ
2日目………歩行時間 9時間35分 累積標高差:2,000m 歩行距離:15.2km
蝶ヶ岳ヒュッテ(4:00/4:55)〜休憩5分〜蝶槍(5:00/8:30)休憩40分〜常念岳直下(8:35/9:45)〜常念岳(10:05/11:15)〜常念小屋(11:45/12:45)〜胸突八丁(12:50/14:15)〜休憩5分〜烏帽子沢(14:15/14:45)〜王滝ベンチ(14:45/15:50)〜一ノ沢登山口(16:10/16:20)〜一ノ沢P
帰路 一ノ沢P(16:30)=安曇野IC=柏IC(19:40/20:30)=天王台
■その他
悪天候の合間を縫って一日早めた事が功を奏し文句なしの登山日和となった。
三股〜まめうち平間は当初雪なし。標高1,700mを超える頃から雪道となった。
まめうち平〜蝶沢は一面の雪、急な登りを喘ぎながら進む。
蝶沢〜蝶ヶ岳。何か所のトラバースを横切り、長い長い急登を耐えて進む。
蝶ヶ岳山頂。絶景が我々を迎える。蓄積した疲労は何時の間に忘れていた。
午前中の風速24mはどこえやら。翌日も快晴、ほぼ無風といって良い。
ちなみに翌日の風速は32mであったことを考えると本当にラッキーであった。
ヒュッテ〜蝶槍から先までのルートは雪はない。槍・穂高連峰を左に、360度の大パノラマを満喫し乍ら進む。
蝶槍から2,012m地点まで一面の雪。ここから先、常念岳まで雪はないが、急角度のアップダウンに足が悲鳴をあげる。
常念小屋からの乗越の下りは長い急勾配。滑落に注意しつつ下る。
笠原沢を過ぎ烏帽子沢近くでアイゼンから解放されるが、一ノ沢はいくら歩いても姿形をみせない。最高の天気・最高の山・最高の疲労の北アルプスであった。
■写真 写真をクリックすると大型写真が表示されます。
【三股登山口】
標高差1400mを登る
【雪の斜面をトラバース】
度々出てくる危険なトラバース
【蝶ヶ岳】
ついに登頂 きつい登りだった
【蝶ヶ岳】
明日登る常念岳は近くに見えるが4時間掛かる
【蝶ヶ岳】
夕暮れの槍ヶ岳
【蝶槍】
朝焼けの穂高連峰
【蝶槍】
常念岳は遥か彼方
【常念岳】
岩場を登って行く
【常念岳】
登っても登っても頂上ははるか先
【常念岳】
槍を従える
【常念乗越】
直下の斜面は延々1時間続く
【一ノ沢】
沢筋を2時間下る