83 黒川鶏冠山(くろかわけいかんざん)
84 大菩薩嶺(だいぼさつれい)
85 熊沢山(くまさわやま)
86 小金沢山(こかねざわやま)
87 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
(うしおくのがんがはらすりやま)
88 黒岳(くろだけ)
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< 山 >
■山域 大菩薩嶺〜小金沢連嶺
■標高 ・83黒川鶏冠山/1,716m ・84大菩薩嶺/2,057m
・85熊沢山/1,990m ・86小金沢山/2,014m
・87牛奥ノ雁ヶ腹摺山/1,990m・88黒岳/1,988m
■地形図(2・5万図) ・83鶏冠山…[柳沢峠]<=20万地勢図「甲府」2号―3>
・84大菩薩嶺〜88黒岳…[大菩薩峠]<=20万地勢図「甲府」2号―4>
<山 行>
■登頂日 平成13年10月6〜7日
■天候 6日―曇り時々晴れ 7日一曇り時々小雨時々晴れ
■参加人数 4名
■コースタイム
<6日> 我孫子4:43=7:41塩山(TAXI)=柳沢峠8:40 …六本木(9:25/35)…見晴台(10:50/11:00)…黒川鶏冠山(11:15/12:00)…六本木(1:25)…天庭峠(2:10)…3:00丸川峠(泊り) <7日> 丸川荘4:55…大菩薩嶺(6:40/7:45朝食)…大菩薩峠(8:30/40)…熊沢山(9:00)…狼平(9:35/45)…小金沢山(10:35/11:05)…牛奥ノ雁ヶ腹摺山(11:40/12:00)…川胡桃沢ノ頭(12:30/50)…黒岳(1:25/35)…白谷ノ丸(1:50/2:00)…湯の沢峠(2:30/40)…3:30林道・湯ノ沢入口(TAXI)=大月駅=我孫子駅
■その他 2日目の湯ノ沢峠からの下りは、西の林道入口からタクシーで甲斐大和駅へ出る予定だったが、3連休の中日とあって勝沼からの道が渋滞、タクシーがこられないという。急遽東の大月・真木側の桑西へのルートに変更した。
<山の特徴・コースのポイント>
■距離は長いが、全コースup−downが少なく楽なコース。また危険な箇所や迷い易い箇所はなく、快適な山行が楽しめた。
■紅葉には概ね一週間ほど早かった。天候がいまいちで展望あまりなし。
■鶏冠山一帯の山が黒川山か。地図上の三等三角点は見晴し台への分岐の西北西のピークにあり、「黒川山」とある。鶏冠山手前のピークの岩に「黒川山」とマジック書きがある
■「大菩薩嶺」の山名は、陸地観測部が三角点設置の際に命名したといわれる。それまでは丹波山側では「大黒茂(オオクロモ)山」、塩山側ではこの山域の全体を「萩原山 」(最高峰を「鍋頭」)と呼んでいた。同じくかつては小金沢山から黒岳一帯の全体を「小金沢山」と呼んでいたが、武田久吉氏が最高峰に「小金沢山」の名を与えたという。 黒岳は一等三角点の山。因みに黒岳の点名は「小金沢山」で、小金沢山の三角点名は「雨沢」である。
■石丸峠の名は「石マラ峠」の転訛とか。かつては下峠とか小菅菩薩峠と呼ばれていたが、上日川からの峠道の熊沢山近くにあった石を、その形状から「石ラマ峠」になったという。
■最近は湯の沢峠からの下りは甲斐大和側への車利用が多く、桑西へのルートはあまり使われてないようで、とくに峠からの下り口付近はヤブが濃く、ルート探しに手間取った。(途中からは道明瞭)
<我孫子から見えるか>
■我孫子とを結ぶ線上にある主な高所は、
@大菩薩嶺の東、約20kmの御前山(1,405m)
A小金沢山の東、約15kmの三頭山(1,531m)
B黒岳の東、約3kmの大樺ノ頭(1,777m)と、同じく、約16km東にある槇寄山(1,188m)あたりであり、いずれも高度上での支障はなく、見えると思われる。(Bの場合は微妙だが、黒岳は大樺ノ頭越しに辛うじて見えるはずである。)。
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