半月山(はんげつやま) 新人テント泊研修
山
- 山域 日光
- 標高 半月山1753m
- 地形図(1/2.5 万図) 中禅寺湖、男体山
山行
- 登頂日 実施日:2016年10月8日(土)~9日(日)
- 天候 8日雨のち曇り 9日雨
- 参加人数 3名
コースタイム
【10月8日】……歩行時間:5時間
我孫子(5:20)=真岡=宇都宮市=日光宇都宮道路=明智平(8:20/8:35)~ロープウエイ展望台駅(8:55)~茶ノ木平0.9km地点(9:58/10:10)~中禅寺湖道路(11:00)~狸山(11:30/12:05)~ロープウエイ展望台駅(14:15/14:30)~明智平(14:45/15:00)=日光湯元キャンプ場(15:45)(泊)
【10月9日】……歩行時間:なし
日光湯元キャンプ場(8:30)=我孫子(12:10)
- その他
•8日の天気予報は午前中雨の予報であったが、雨具を着用しての歩行を経験させるため山行を決定した。
•10時30分頃から雨脚が強くなりガスで展望も良くないため、半月山まで行くのをやめ、狸山で引き返すこととした。
•ロープウエイ展望台駅から華厳ノ滝を望むことができた。
•9日は5時前から雨が降り出し、8時になっても止まないため、雨中テントを撤収し、我孫子に戻ることにした。
写真ギャラリー
明智平の出発開始準備
最初の休息
相変わらず霧の中
二回目の休息
相変わらず霧の中Part2
昼食後、陽がさしてきました
明智平ロープウェー展望
奥日光テント村 これから反省会です
午後、陽がさしてきました、中禅寺湖が見えます
午後、陽がさしてきました2 雑木林がきれいでした
午後、陽がさしてきました3 山並がきれいでした
これが中禅寺湖 紅葉の間に華厳の滝
栗駒山(くりこまやま)・泉ヶ岳(いずみがたけ)
山
- 山域 奥羽山脈
- 標高 栗駒山1629m 泉ヶ岳1175m
- 地形図(1/2.5 万図) ―
山行
- 登頂日 実施日:2016年10月2日(日)~3日(月)一泊二日 鳴子温泉泊(マイカー利用)
- 天候 10/2晴れ 10/3曇り
- 参加人数 4名
コースタイム
【10月2日】……歩行時間:5時間(休憩含む) 累積標高差513m 距離8.8km
我孫子駅北口(4:50)=谷和原IC(5:04)=金成IC(9:20)=いわかがみ平(10:06/10:23)~湯沢(11:29/11:35)~東栗駒山(12:15/12:30)~栗駒山(13:45/14)00)=いわかがみ平(15:25)=鳴子温泉ホテル(17:10)泊
【10月3日】……歩行時間:3時間(休憩含む) 累計標高差626m 距離8km
鳴子温泉(7:00)=泉ヶ岳表登山口(9:15/9:30)~胎内岩(10:00/10:05)~泉ヶ岳(11:05/11:30)~胎内岩(12:05)~表登山口(12:35)=南仙台IC(14:30)=常磐自動車道経由谷和原IC(18:10)=我孫子着(19:00)
- その他
•10月2日は真っ青に晴れ上がった実に素晴らしい日になった。栗駒の紅葉も素晴らしく最高の登山となった。展望も凄い。東北の名山が一望である。家族連れが多く子供たちも元気に登っていた。鳴子温泉は大当たりで、食事良し、温泉よし、もてなしよしと満点のホテルでした。
•10月3日は昨日と変わって曇りの日。小雨があったが、登頂開始。女性は胎内くぐりから引き返した。厳しい岩の連続する急登は厳しい。大木ではないがブナだけの原生林は美しい。山頂は広く岩がゴロゴロ。地元の小学生たちがにぎやかに登ってきた。泉ヶ岳の登山コースは5本あるが一番きついコースを登ってしまった。
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湯の沢を登る
栗駒山遠望
東栗駒山
青空の先山頂近し
山頂にて記念写真
雲湧く栗駒山
燃える山肌
泉ヶ岳表登山口
胎内くぐり岩
美しいブナの林
泉ヶ岳山頂
登ってきた子供たち小学5年生
L会企画山行 八間山(はちけんざん)
山
- 山域 上州野反湖
- 標高 八間山1935m
- 地形図(1/2.5 万図) ―
山行
- 登頂日 実施日:2016年9月17日(土)
- 天候 曇り
- 参加人数 7名
コースタイム
【9月17日】……歩行時間:3時間10分
野反峠(13:40)~八間山(14:05/14:15)~野反湖キャンプ場(15:50)
【9月18日】
8:00キャンプ場にて現地解散~野反湖(9:11)=長野原草津口(11:02)=草津2号=上野(13:31)=我孫子
- その他
•17日はメンバー多数で野反湖の湖岸を散歩気分でロッジまで歩く予定でしたが、明日から天気が悪くなるとの予報。三連休で天気が一番良い日は今日しかないとの思いがあり、参加メンバーを再構成して八間山へ登った。(高沢山斑)
写真ギャラリー
バス停でまだまだ元気
八間山登山口
登山途中で野反湖を見ながら一休み
なだらかな山道
野反湖を望む
ガスってきた
八間山山頂 展望は無し
下山途中で一休み 展望台とのことだが木が伸びたので展望なし
野反湖の向こうの八間山は雲の中
立山(たてやま)
山
- 山域 北アルプス・北部 立山連峰
- 標高 立山(3015m)
- 地形図(1/2.5 万図) 立山
山行
- 登頂日 2016年8月24日(水)~25(木)
- 天候 24日 曇り時々晴れ 25日 晴れ午後から霧時々晴れ
- 参加人数 8名
コースタイム…
【24日】……歩行時間2時間40分
我孫子駅(5:31)=上野駅(6:04/6:22)=富山駅(8:26/電鉄富山駅8:42)=立山駅(9:31/10:00)=美女平駅(10:07/10:20)=室堂駅(11:10/11:30)~雷鳥沢(12:20/12:30)~剣御前小舎(14:30)泊
【25日】…… 歩行時間5時間9分
剣御前小舎(6:00)~別山(6:40/6:50)~真砂岳(7:30/7:35)~富士ノ折立(7:55/8:01)~大汝山(8:45:8:58)~雄山(9:40/10:03)~一ノ越(10:55 /11:05)~みくりが池温泉(11:50/12:40)~室堂駅(13:06/13:30)=富山駅(16:05/17:26)=上野駅(19:38/19:56)=我孫子駅(20:40)
- その他
•不順な天候の間をぬっての山行となったが、山行日和の登山となった。今年は、例年より雪が少なく花の咲く期間も短かったとのこと。
•剣御前小舎では、夕食後富山県警山岳警備隊員(チームケルン)による安全登山の講習が開かれた。(ビデオ・講和など約30分)
•周辺は岩山であることから事故が多いようだ。(特に、一ノ越から雄山へのルート)
•大汝休憩所付近と室堂付近で雷鳥の親子を見ることができた。
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室堂みくりヶ池で
剱御前小屋 後方は別山
夜明けの剱岳
剱岳をバックに記念写真
剱岳黎明
剱御前小屋前
丸見えの剱岳 天気快晴
真砂岳付近通過 景色を楽しむ
真砂岳から岩稜帯の尾根道に入る
別山の向こう側に剱岳が
大汝山付近を通過
雄山山頂にて記念写真
白馬岳(しろうまだけ)~雪倉岳(ゆきくらだけ)~朝日岳(あさひだけ)
山
- 山域 後立山連峰
- 標高 白馬岳(2932m)・雪倉岳(2611m)・朝日岳(2418m)
- 地形図(1/2.5 万図) 白馬岳・黒薙温泉・朝日岳他
山行
- 登頂日 2016年8月20日(土)~22日(月)
- 天候 20~21日 晴 22日 晴一時雨
- 参加人数 2名
コースタイム…
【8/20】 天王台(0:30)=外環・関越・上信越・北陸 糸魚川=蓮華温泉(6:30)
【8/20】 ……歩行時間 6時間23分
蓮華温泉(6:30)~天狗の庭(8:18/8:23)~白馬大池山荘(9:30/9:50)~小蓮華山(11:28/11:45)~三国境(12:35)~白馬岳(13:23/13:28)~白馬山荘(13:40)
【8/21】 ……歩行時間 7時間39分
白馬山荘(4:30)~白馬岳(4:45/5:25)~三国境(5:59)~雪倉岳(8:36/8:45)~水平道分岐(11:37)~朝日岳(13:11/12:54)~朝日小屋(14:00)
【8/22】 ……歩行時間 7時間21分
朝日小屋(4:00)~朝日岳(5:05/5:10)~吹上のコル(5:52/5:58)~花園三角点(8:05)~白高地沢(9:12/9:15)~蓮華温泉(12:15/13:15)=糸魚川・上信越・関越・外環=天王台(21:00)
- その他
•ロッジ裏の登山口から樹林帯を行くと視界が開け天狗の庭着。たおやかな雪倉岳が眼前に迫る。
•樹林帯が続き一気に展望が開け、白馬大池に出る。チングルマは花が散って車輪の様な羽毛状になっていた。
•雷鳥坂からは素晴らしい稜線歩きを楽しんだ。小蓮華山と船越の頭を又も勘違いした。大池からは小蓮華は見えない。生憎小蓮華山ではガスがかかり視界なし。
•白馬岳でもガス。翌日には山頂からの視界を大いに楽しんだ。
•雪倉岳へは、起伏も少なめで高山植物のオンパレードだ。
•水平動分岐から朝日岳へのルートは400m程の急登となりきつい。水平道から朝日小屋に向かった方が随分と楽なはずである。山小屋の案内では大差ないと言うが要注意。
•蓮華温泉の下りは快適で順調と思うと落とし穴が待っている。最後の最後に300mの登りは実に辛く堪えた。事前リサーチ不足を反省。
写真ギャラリー
天狗の庭からの眺望 明日縦走する雪倉岳 左中央奥は鉢ヶ岳が迫る
雷鳥坂を快適に登る。振り返ると白馬大池・山荘が遠くなった
白馬岳山頂 ガスで景色は見えず
白馬岳山頂から頂上宿舎に下る際に、一瞬ガスが切れた
今年の大雪渓には雪が殆ど無い
雪倉岳には様々な高山植物が美を競っていた
雪倉岳
雪倉岳下山時にライチョウに遭遇
朝日岳
吹上のコル直前 見事な虹が一瞬姿を現した
五輪高原の湿地帯が見渡せる
瀬戸川の鉄橋 此処から300m登らないと蓮華温泉にはたどり着かない
南駒ヶ岳(みなみこまがだけ)
山
- 山域 中央アルプス
- 標高 南駒ケ岳(2841m)
- 地形図(1/2.5 万図) 木曽須原、空木岳、木曽駒ケ岳、赤穂
山行
- 登頂日 2016年8月8日(月)~8月11日(木)
- 天候 快晴
- 参加人数 2名
- コースタイム…
- 【8月8日(月)】 夜行バスで中津川駅まで移動
我孫子(22:08)=新宿~新BT(23:42)=中津川(5:04/6:03)=須原(6:41)
【8月9日(火)】 歩行時間(4時間44分) 累積標高差(1260m)
須原(6:50)=伊那川ダム上登山口(7:10/7:25)~福栃橋(8:15)~下の水場(8:53)~下のコル(9:05/9:10)~休憩(10:00/10:05)~上の水場(10:55/11:00)~7合目(11:20)~越百小屋泊(12:24)
【8月10日(水)】 歩行時間(7時間47分) 累積標高差(1000m)
越百小屋(3:30)~越百山(4:31/4:45))~休憩(4:55/5:15~朝食(5:50/6:10)~仙涯嶺(7:00/7:10)~南駒ケ岳(8:45/8:57)~赤椰岳(9:44/9:53)~空木岳・昼食(11:22/12:00)~休憩(12:27/12:52)~木曽殿山荘泊(13:45)
【8月11日(木)】 歩行時間(8時間37分) 累積標高差(登り:450m 下り:1650m)
木曽殿山荘(3:20)~東川岳(4:00)~休憩(5:00/5:10)~熊沢岳・朝食(6:20/6:40)~休憩(7:35/7:50)~檜尾岳(8:40/8:50)~檜尾岳避難小屋(9:03)~シャクナゲのピーク(10:15/10:20)~赤沢ノ頭・昼食(11:20/11:35)~檜尾橋(13:12/13:36)=駒ヶ根(14:08/14:40)=岡谷=甲府=新宿=天王台(21:38)
- その他
•伊那川ダム上登山口から越百小屋間は樹林帯の中を登る。景色は全く見えない。風の通りが悪く、夏場の登りは体力が必要。水場は2か所ある。越百小屋はシラフで睡眠。地図上の越百避難小屋は存在しないので注意。
•越百山はガスが濃く眺めが無かったので南越百山のピストンは中止した。
•越百山~空木岳間は素晴しい眺めの中、花崗岩に囲まれた登山道を歩く。8つのピークを越して行く登山道は岩場が多く大半はクサリやロープの補助なしで登り下りするので、初心者向きではない。
•空木岳の下りは急峻な岩場を下るため要注意。木曽殿山荘は20人程度で一人一畳の小屋だが、今回は19人の団体が入り半畳になってしまった。
•東川岳~檜尾岳は8つのピークを上り下りする。岩場の道でトラバースや垂直の崖が有り注意が必要。檜尾岳の下りは途中から歩きやすい道になる。
•全体的に道は整備され一部を除きマークもある。
写真ギャラリー
伊那川ダム登山口 最終目的地檜尾岳めざして出発
日本100名山 朝焼けの越百山
これから進む縦走路P2628・仙涯嶺(手前円形)・南駒ケ岳・空木岳
日本200名山 南駒ケ岳山頂 遥か遠くに今朝登ってきた越百山が見える
日本100名山 空木岳はさすがに重量級だ
空木岳に負けず劣らずボリュームのある南駒ケ岳
南アルプスの盟主 空木岳山頂
巨石を支える事が出来るか?
熊沢岳巨石群
檜尾岳へのルートは岩の連続
檜尾岳 歩いてきた熊沢岳・空木岳・南駒ケ岳が連なって見える
トリカブトの群落
鷹ノ巣山(たかのすやま)
山
- 山域 奥多摩
- 標高 鷹ノ巣山(1736m)
- 地形図(1/2.5 万図) 奥多摩湖、武蔵日原
山行
- 登頂日 2016年8月7日(日)
- 天候 晴れ
- 参加人数 7名
- コースタイム…歩行時間:5時間15分
我孫子駅(5:33)=奥多摩湖駅=バス=東日原(8:45/8:55)~ヒルメシクイノタワ(12:12/12:35)~鷹ノ巣山(13:05/13:40)~水根キャンプ場(16:10/16:55)~水根バス停(17:10/バス17:14)=奥多摩湖駅=我孫子駅
- その他
•稲村岩分岐までは、大汗をかきましたが、稜線に出ると爽やかな風が吹き抜け、暑気払い山行になりました。
•水根沢キャンプ場で休憩し、着替えをしていたところ、キャンプ場の女主人が現れ、ビールを頼んだところ、トマト、わさびの茎のおひたし等をご馳走してもらいました。
写真ギャラリー
出発前、全員元気(東日原バス停)
保山リーダ登山計画書提出
「萬寿の水」で「登山の安全」を願う
美味しそうにスイカを食べるYさん(稲村岩)
山頂にて記念撮影(山頂は標識の工事中)
下山後着替えスッキリし全員満足顔(水根バス停)
白根隠山(しらねかくしやま)
山
- 山域 奥日光
- 標高 白根隠山(2410m)
- 地形図(1/2.5 万図) 男体山 白根山
山行
- 登頂日 2016年8月1日(月)~2(火)
- 天候 1日:曇晴 2日:曇時々晴れのち雨
- 参加人数 3名
- コースタイム…
【8月1日】歩行時間:7時間(含む休憩)
我孫子(5:00)=守谷IC=清滝IC=湯本温泉スキ—場(8:30)~登山口(9:00)~堰堤分岐(9:30/9:35)~外山鞍部(11:05/11:10)~天狗平(11:30/12:00)~前白根山(12:25/13:00)~水場~避難小屋(14:05)
【8月2日】歩行時間:6時間(含む休憩)
避難小屋(5:15)~正体不明の小屋(5:40/5:50)~白根隠山(6:25/6:35)~避難小屋分岐(7:20/7:25)~前白根山(7:45)~五色山(8:15/8:30)~国境平(9:00)~白根山登山口(11:00)=一般道路=我孫子
- その他
•天気予報は、集中豪雨とか雷とか、梅雨明け10日ならずの山行です。
•白根隠山への登山道は踏み跡はっきりしており、天気が良ければ素晴しい展望が得られたはず。視界が50m程度しかなく白根山も見えない。
•山の楽しみがなく苦しみだけの為、安全第一とし白根隠山の登頂で引き返す。
写真ギャラリー
湯元スキー場のヤナギラン前からスタート
スキー場のわき道を黙々と登って…
前白根山への登山口に着いた
前白根山への急登が続く
やっとのことで尾根道の天狗平に到着
前白根山から白根隠山が良く見えた
奥白根山の頂上は雲がとれずよく見えない
水場を探しに五色沼へ降りて行く
今夜のホテル避難小屋
白根隠山への分岐は木枝でガードされていた
分岐を入ってすぐに壊れた謎の小屋があった
登りが始まった頃に雨が本降りとなった
ガスに包まれた白根隠山山頂にて
五色山にさしかかった頃に雨が上がった
下山道は荒れてクマ笹が背丈ほどもあった
雨飾山(あまかざりやま)
山
- 山域 頸城山塊
- 標高 雨飾山(1963m)
- 地形図(1/2.5 万図) 雨飾山、越後大野
山行
- 登頂日 2016年7月23日(土)~24(日)
- 天候 両日とも晴れ
- 参加人数 6名
- コースタイム…
【1日目】 我孫子駅(5:40)=柏IT常磐道=関越道=上信越道=長野道=小谷温泉=大渚山登山口(13:45)~大渚山(1,566m)(15:00)~大渚山登山口(15:40)=鎌池散策(16:00/16:45)=村営雨飾荘(17:00)泊 (歩行時間1時間55分)
【2日目】 宿泊地=雨飾高原キャンプ場駐車場(5:25)~ブナ平(6:15)~荒菅沢(6:55/7:15)~ザレ場の尾根(7:55/8:00)~笹平(8:45)~雨飾山南峰(1,963m)(9:10/9:30)~北峰(石仏)(9:35/40)~荒菅沢(11:10/10:20)~ブナ平(11:55)~雨飾高原キャンプ場駐車場(12:45)=入浴=長野道=上信越道=北関東道=真岡=我孫子駅南口(9:30) (歩行時間 6時間 15分)
- その他
•「大渚山」は足慣らしの山として取り組んだが急坂の連続だった。山頂近くで一昨年の地震による崩壊斜面を慎重に通る。東峰では霧に巻かれ展望には恵まれなかった。
•翌日、キャンプ場駐車場は満杯状態。天気は快晴だが無風で、ブナ平の急坂を登ると汗が滴る。荒菅沢には雪渓が全くない。滝のように流れる雪解け水の彼方に布団菱の白い岩峰がそそり立つ。登山者も次々と来て、冷たい沢水に涼を求める。
•沢からは九十九折れの急坂に耐えながら登る。尾根に取り付くと風も吹いて来て涼しい。更に見晴らしも開け、金山や焼山の煙も時折見える。遥か下方にはキャンプ場も見えた。ここからは急坂のザレ場をロープや梯子を伝って登る。笹平からはクマ笹の緩やかな道が続く。花は今が満開で、一面に群落となって咲いている。しかもその種類も豊富だ。シモツケソウ、ハクサンシャジン、ハクサンフーロ、ウツボグサ、タカネナデシコ、ギボウシ。荒菅沢の深い渓谷沿い、山頂へ登る急斜面一帯に咲いている。
•山頂へはまず三角点のある南峰へ行く。渓谷から霧が吹き上がって来て、時折視界を遮る。北アルプスの展望は期待外れだった。登山者の団体が次々とやって来て、狭い山頂は一杯。写真を撮って50m先の北峰へ。ここには5体の石祠が置かれている。風雪に晒された容姿が何故か愛らしい。下りはまた満開のお花畑だ。
•笹平を過ぎると急坂の連続となるので、慎重に降りて行く。雨ならば滑りやすくなるのだが、天気に恵まれて幸いだった。汗もかいて体力も消耗したが、全員歩を揃え安全に気を付けて完登することが出来た。
写真ギャラリー
雨飾山登山口でサブリーダーが登山道を確認
ブナ平に向かって見事なブナの樹林が続く
雨飾山岩峰が雪渓のない荒管沢からくっきりと見えた
稜線から雨飾山岩峰を見る。森林限界を越えて視界が広がる
急梯子を登る、ガレ場に架かる梯子を一歩一歩
笹平から山頂に向かう穏やかな道は快適なプロムナード
笹平のお花畑は今が盛り、シモツケソウ、ギボウシ、イワオウギ・・花々の乱舞
花々に囲まれて
花の群落、イワオウギ、ウツボ草シモツケソウ・・・
雨飾山南峰は人で一杯!
深い渓谷の花々、荒管沢の深い斜面
登山口に帰ってきた、もうすぐ完登、バンザ~イ!
西穂高岳(にしほだかだけ)~焼岳(やけだけ)
山
- 山域 飛騨山脈
- 標高 西穂高岳(2909m)・焼岳(2455m)
- 地形図(1/2.5 万図) -
山行
- 登頂日 2016年7月23日(土)~24日(日)前夜発1泊(西穂高岳山荘)
- 天候 23日曇りガス深い、24日晴れ時々曇り 気温(12度~22度)
- 参加人数 3名
コースタイム…歩行タイム:23日8時間15分 24日9時間
7月22日:我孫子駅(9:00)=新宿都庁BT(10:05/23:00)=
7月23日:新穂高ケーブル(4:20/7:00)=西穂高駅(7:14/7:20)~西穂高山荘(8:30/8:35)~西穂丸山(9:05/9:13)~西穂独標(10:05/10:20)~ピラミッドピーク(11:05/11:15)~西穂高岳(12:00/12:30)~西穂独標(14:10/14:20)~西穂高山荘(15:35)
7月24日:西穂高山荘(6:05)~槍見平(7:30/7:40)~焼岳小屋(10:00/10:10)~焼岳山頂(11:20/12:00)~焼岳小屋(12:00/12:30)~田代橋(14:30)~上高地(15:00)=新宿BT(21:05)=我孫子駅(22:20)
- その他
•未明の新穂高ケーブル駅に着き、仮眠のあと7時の特別運行ケーブルに乗った。
•西穂山荘に余計な荷物を置き独標へ向かった。時々ガスが切れ稜線が見える。霞沢岳、笠ヶ岳の全容も見えた。独標からのルートはまるで違ったグレードとなった。向かう登山者が凄いところを登攀するのが見え躊躇するが、さらに荷物を置き意を決し絶壁を加工したルートに踏み出す。
•西穂高までは8か所のピークがあり、その内でもピラミッドピークは恐怖を感じるほどの鋭鋒。終始両手を使う岩稜の縦走路は少しも息を抜けない。きわどいトラバース、左右が切れたナイフリッジ、一枚岩の急なスラブ、コースにはほとんど鎖、梯子が無い。西穂山頂直下のスラブはスリップしたら一巻の終わり。下りにはザイルを使用した。同じルートを独標迄緊張のすえ到着。全身の力が抜けた。
•一夜明け素晴らしい天気のもと、焼岳に向かう道は樹林帯だった。乗鞍岳が垣間見える。残念ながら槍、穂高は見えず、わずかに西穂高岳への峩々たる稜線が望めた。焼岳小屋からの往復3時間、大勢のハイカーに交じり山頂へ。上高地などが俯瞰され素晴らしい展望。一気に下り梯子の多い道を田代池まで。余裕で上高地に到着ビールで乾杯!!
写真ギャラリー
西穂山荘前にて、スタート
独標への登り
独標から西穂へ向かう急下降路
ピラミッドピークにて
ピラミッドピークからの岩稜帯
峰付近のキレットとトラバース帯
西穂手前のキレット通過
西穂高岳の登り、かなりの傾斜で鎖梯子なし
待望の西穂高岳山頂征服
帰路、霧のピラミッドピークに向かう
帰路、霧の独標近し
ピラミッドピーク単独
西穂山荘から朝の霧沢岳
振り返ると穂高連峰が見える
焼岳の小屋、小屋番は若い女性
焼岳の登り、ザレていて登りにくい
焼岳北峰の鞍部
焼岳山頂で記念写真
賑わう山頂
上高地の俯瞰写真
下りの長い梯子、垂直に近い
無事上高地に到着